昨日の黒田投手のインタビューをみながら
ようやく「黒田がカープに帰って来るんだなあ」という実感が湧いてきました。
ここ数年は正直(少なくともプレイヤーとしては)
もうカープに戻ってきてくれることはないだろう…
とあきらめていた部分もあっただけに
昨年末に飛び込んできた『黒田、カープに復帰』のニュースには
なかなかリアリティを感じられないままでした。
黒田投手は2000年のシーズン終盤に4連続完投勝利を挙げ
その後の大きな飛躍を遂げるきっかけを掴みますが、
たしかその最初の完投勝利となるジャイアンツ戦を
秋風に吹かれながらガラガラの旧市民球場のスタンドで
見守ったのを懐かしく思い出します。
あのときは「そろそろ一本立ちして2桁勝てる投手になってくれよ」
と願ったものです。
あれからもう15年ですか。
まさかその後メジャーで毎年2桁勝つ投手になろうとは(^-^;
そして、そんな投手が帰ってきてくれるんですね。
この度の決断に対しては、
地元カープファンの一人として、
「お帰りなさい。カープに、そして広島に帰ってきてくれてありがとう。」
と、ただただ素直にそう思います。
昨日のインタビューでの
-日本で活躍する自信は?
全くないですね。
-日本で達成したいことは
先発ローテーションでまわる以上は2桁は勝たないといけないと思いますし、今シーズン終わって自分がどういう気持ちになるかわからないですけど、それができなければある程度自分の中でどっかで区切りをつけないといけないと思っています。
このあたりとても黒田投手らしいですよね。
「日米通算200勝を達成したい」とか「カープを日本一へ導きたい」とか
記者の方はそういう言葉を引き出したかったのかとも思いますが、
どこまでもストイックな生きざまがうかがえます。
ほぼ同世代の、同じ男からみて
本当に人として尊敬できますし、憧れます。かっこいい!
きっと数字よりなにより、その姿勢こそが今のカープという若いチームに
計り知れない影響を与えてくれるでしょう。
今季のカープ、黒田投手にこれまで以上の声援を送りたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿