近々2年ぶりとなる一軍での登板もみられるでしょうか。
そこで今季ウエスタン・リーグでの成績をまとめてみました。
今季初勝利を挙げた武内久士投手(5月26日) |
シーズン成績 | |||||||||||||
防御率 | 試合数 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 勝率 | |||||||
1.50 | 4 | 18 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |||||||
打者 | 被安打 | 被打率 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | WHIP | DIPS | K/BB | |||
72 | 13 | .197 | 20 | 5 | 1 | 6 | 3 | 1.00 | 1.90 | 4.00 | |||
左右打者別成績 | |||||||||||||
打者 | 打数 | 被安打 | 被本塁打 | 被打率 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | ||||||
右打 | 38 | 5 | 0 | .132 | 9 | 2 | 0 | ||||||
左打 | 28 | 8 | 0 | .286 | 11 | 3 | 1 | ||||||
月別成績 | |||||||||||||
試合数 | 勝 | 敗 | S | 回 | 打者 | 被安打 | 奪三振 | 与四死 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP | |
6月 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 | 27 | 6 | 8 | 3 | 3 | 2 | 3.00 | 1.33 |
5月 | 2 | 1 | 0 | 0 | 11 | 40 | 6 | 11 | 2 | 3 | 1 | 0.82 | 0.73 |
4月 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0.00 | 2.00 |
今季の全登板成績 | 球速 | ||||||||||||
日付 | 対戦 | 投球回 | 投球数 | 打者 | 被安打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | MAX | 平均 | |
6月2日 | D | 勝 | 6 | 102 | 27 | 6 | 8 | 2 | 1 | 2 | 2 | 144 | 140 |
5月26日 | Bs | 勝 | 6 | 90 | 22 | 4 | 5 | 1 | 0 | 2 | 1 | 144 | 138 |
5月17日 | T | 5 | 80 | 18 | 2 | 6 | 1 | 0 | 2 | 0 | 143 | 139 | |
4月21日 | H | 1 | 23 | 5 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 145 | 141 |
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【2015/5/26@由宇練習場 武内久士投手の投球(2回)】
今季ここまで4試合に登板、内3試合で先発し防御率1.50で2勝を挙げています。
入団から昨年まで5年間のウエスタン・リーグでの通算成績が
235 2/3回を投げ与四球95奪三振170でWHIP1.31 K/BB1.79だったのに対し
今季はまだ少ないイニングながら
18回を投げ与四球5奪三振20でWHIP1.00 K/BB4.00と
好内容を示す数字になっています。
対右左で言うと、対左の.286が対右の.132の倍以上というのは気になりますね。
今季実際にみた中では5月26日分の観戦記にも書きましたが、
フォームが変わったこととカーブを使っていることとが目に付きました。
↑の動画でも確かめていただけると思います。
カーブは相手もイメージにないボールだったようで、
その反応をみても緩急を活かした投球が効いてるなという印象を持ちました。
上でどのような役割かはまだはっきりわかりませんが、
2年前に手に仕掛けて届かなかった初勝利を今季掴んで欲しいですね!
【追記】
武内投手は11日のライオンズ戦に先発が予定されているようですね。頑張れ!
一方で、大瀬良投手が中継ぎ転向ということになるようですが
シーズン途中に投手の役割を変えるというのはどうなんですかね。
今回の措置はリリーフ投手に誤算が多く生じたということの結果なのかもしれませんが
その生じかねない事態まで事前にある程度は見越しておいて
一年の投手運営を考えるのが首脳陣の仕事なのではないでしょうか。
今季の戸田投手の起用法が
ファームで先発→一軍の谷間に先発→ロング要員→セットアッパー構想
→ついには9回の抑え役までやってましたけど、
このような場当たり的な投手起用というのは
要は管理者のマネジメント能力のなさを露呈しているだけに思えます。
(言い方はよくないですが)ある程度年数を重ねて
固定されたポジションをつかめなかった選手なら
リリーフであれ先発であれ与えられたところでその時に仕事をするしかないでしょう。
しかし、先の戸田投手の起用法といい、この度の大瀬良投手の起用法といい
20代前半の投手に対しこのような使い方をするというのは
全くこの先のことを考えているとは思えないやり方で、
仮に今季うまくはまったところで来季以降も続く戦いをどう考えているのかと思います。
先発陣の充実は少ない強みの一つですが、そのうち何人かは不安定な内容が続いてますし
下で先発する投手も駒不足になりつつある感が否めないですよ。
戸田投手のところは、下で抜群の成績を残していた飯田投手をもっと試すべきでしたし
大瀬良投手のところは本来勝ちパターンの後ろを任す予定だった投手
(ヒース投手や中田投手)がようやく下から上がってきたところなので、
まだ本調子ではないとは言えその復調を待つ手もあったはずです。
シーズン当初から散々逆転負けを喰らってきて、
なんで今さら焦ってこのタイミングでこんな手を講じるのかという気もします。
90年代後半からの投手陣崩壊を招いたのはまさにこの場当たり的に
使えそうな投手を場面を問わずどんどん使うというやり方にあったと思うのですが。
先発とリリーフどちらが重要ということはなくて
どちらも重要な役割であることは間違いありません。
しかし、その役割はチーム事情ではなく本人の適正に基づいて決められるべきものであり、
実際にやってみないとわからないという部分はあるにせよ
その適性をある程度は見極めてシーズン前から準備させるというのが
首脳陣のやることなのではないかと思います。
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