2016年9月21日水曜日

<二軍の成績は当てにならない?>2016年9月15日対ホークス28回戦

9月15日(木)に観戦してきた試合の成績をまとめました。

試合結果

◇打撃成績一覧◇
○数字は打点
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(右) 上林 4 2 1 0 1 0 0 右本① 右飛 左安 死球 捕邪飛
(三) 金子圭 5 0 0 0 0 0 0 遊飛 二ゴロ 三ゴロ 空三振 一飛
(捕) 斐紹 5 3 2 1 0 0 0 空三振 左安 左中3② 左中2 二ゴロ
(左) 塚田 4 0 0 1 1 0 0 四球 空三振 中飛 遊ゴロ 三ゴロ
(中) 真砂 4 3 2 0 0 0 1 中飛 左安 中2 左本②
(指) 栗原 3 1 1 0 0 1 0 中飛 右安① 投犠打 三邪飛
(一) 黒瀬 4 0 1 1 0 0 0 空三振 二飛 二ゴ① 一邪飛
(遊) 曽根 4 1 0 0 0 0 0 二ゴロ バ二安 一ゴロ 三飛
(二) 古澤 3 2 0 1 0 1 0 左安 投犠打 左安 空三振
(投) 山田 0 0 0 0 0 0 0
柳瀬 0 0 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0 0
星野 0 0 0 0 0 0 0
岡本 0 0 0 0 0 0 0
合計 36 12 7 4 2 2 1
ホークス 7 1 0 0 1 2 1 2 0 0
カープ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(左) 赤松 2 1 0 1 0 0 1 四球 空三振 右2
岩本 1 1 0 0 0 0 0 左安
(中) 天谷 4 0 0 0 0 0 0 遊飛 一ゴロ 空三振 遊ゴ併
(一) 堂林 3 1 0 0 1 0 0 左飛 右安 四球 遊ゴロ
(右) バティスタ 3 1 0 1 1 0 0 見三振 三ゴ併 四球 左中2
(三) 1 0 0 0 1 0 0 四球 左飛
戸田 0 0 0 0 0 0 0
プライディ 1 0 0 0 0 0 0 左飛
デラバー 0 0 0 0 0 0 0
西原 0 0 0 0 0 0 0
中東 1 0 0 0 0 0 0 左飛
(二) 庄司 3 1 0 1 0 0 0 投犠打 見三振 左安 左邪飛
(遊) 桒原 3 0 0 1 0 0 0 遊ゴロ 二ゴロ 空三振
廣瀬 1 0 0 1 0 0 0 見三振
(捕) 中村亘 2 0 0 0 0 0 0 捕邪飛 遊ゴロ
土生 1 0 0 0 0 0 0 三邪飛
白濱 0 0 0 0 0 0 0
(投) 藤井 0 0 0 0 0 0 0
多田 1 0 0 0 0 0 0 三ゴロ
中田 0 0 0 0 0 0 0
佐藤 0 0 0 0 0 0 0
メヒア 2 0 0 0 0 0 0 中飛 二ゴ失
合計 29 5 0 5 3 0 1

◇投手成績一覧◇
【ホークス】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
○山田 5 69 16 1 3 2 0
柳瀬 1 11 4 1 1 0 0
1 23 6 1 1 2 0
星野 1 11 4 1 0 0 0
岡本 1 10 4 1 1 0 0
【カープ】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
●藤井 3 44 11 2 2 1 1
中田 1 18 5 3 1 0 1
佐藤 1 22 6 3 0 0 2
戸田 2 37 12 4 1 1 3
デラバー 1 8 3 0 1 0 0
西原 1 19 3 0 0 0 0


今季のウエスタン・リーグ公式戦の観戦はこれで最後の予定です。
(記録用に個人的な観戦成績(公式戦のみ)を書いておくと20試合7勝11敗2分
△●●/○○●/●○○/○●○/△/●●○●/●●●でした。
特に8月以降は1勝6敗、最後4連敗で終わるという…)
今季もお付き合いありがとうございましたm(__)m
また今後ともよろしくお願いいたします。

この日の試合は、今季全球団に対し負け越しているカープ
この翌日にウエスタン・リーグ5連覇を達成するホークスとの
力の違いをまざまざとみせつけられる内容となりました。
リーグの防御率1位の山田大樹投手に対して
立ち上がり走塁ミスが重なるなど助けてしまった部分もあり5回1安打無得点。
投手が変わった後半もエラーやフォアボールでチャンスをもらっても
それをまったく活かせないまま完封負け。
逆に投手陣は9月に入って1試合平均7失点という投懐状態で
この日も出てくる投手がことごとく失点して7回まで7失点。
なんとも収穫の少ない試合になってしまいました…。

先発の2年目・藤井皓哉投手は1番上林誠知選手に
初回先頭打者初球ホームランを浴びながらも
その後は3回までをその1点に抑えました。
公式サイトによるとこの日もMAX141と球速はまだまだ物足りないですが、
そう制球を乱すこともなかったですし、
今季一番球が走っていたようにみえました。
フェニックスリーグ→秋季キャンプといいアピールをして
来季につなげていってもらいたいところです。

8回に登板のスティーブ・デラバー投手

佐々岡・澤崎両コーチと話をするデラバー投手

この日は1イニングわずか8球で三者凡退。
この後一軍に昇格して2試合に登板し2イニングを完璧に抑えましたね。
よく「二軍の成績がよくないのに一軍に上げてみたら意外に抑えたりするので
二軍の成績はあてにならない」という意見を見聞きしますが、
特に投手に関して
二軍での成績をトータルでみても意味がないと思うのです。
例えば、薮田和樹投手は今季昇格直前の高知FDとの練習試合で中継ぎ登板し
3イニング無四球無失点という好投があり、
短いイニング投げることで思い切って腕を振るという感覚をつかんだということでした。
さかのぼればルーキーの岡田明丈投手も春先二軍落ちしたあと、
中継ぎ登板を重ねる中で課題の「試合への入り方」を克服したということもありました。
そして、デラバー投手も一軍登板後に
「二軍(由宇)の柔らかいマウンドに慣れるのが難しかった」という記事が出ていて、
たしかに適応するのに少し時間はかかりましたが、
今月に入って内容は着実によくなってきていました。
それぞれなにかの「きっかけ」をつかんだ後に、一軍に上がってくるわけですから
『それ以前』の成績を含む二軍でのトータルの成績でみても参考にはならず、
直近の投球内容や成績をみないと意味がないということだと思います。
ちなみにに9月21日現在この3人の今季の防御率は
薮田投手:(二軍)5.20→(一軍)2.61
岡田投手:(二軍)4.55→(一軍)3.02
デラバー投手:(二軍)5.82→(一軍)0.00となっています。
(もちろんモチベーションも違うでしょうし、バックの守備力にも大きな違いがありますけどね。)
また今シーズン、故障者が多かったというやむを得ない事情があったにしろ、
そうやってきっかけをつかんだ投手を
いいタイミングで一軍に昇格させて使っていたなという印象がありました。
そして、一軍に上がった投手がすぐに結果を出すことで
チームとして投手力を大きく落とさずシーズンを乗り切ることができました。
それが優勝の要因の一つとなったのは間違いないでしょう。
(そのせいで現在二軍の投手陣はスカスカになってますが…(^^;;)
今年は一軍二軍の連携がとてもうまくいったシーズンではなかったかと思います。

後日引退を表明する廣瀬純選手がこの日9回二死から代打で登場。
これがファームでは最後の打席となるかと思われますが、残念ながら見逃し三振。
先月のJABA広島大会、マツダスタジアムでの満塁ホームラン
今月2日の代打でのツーランホームラン
目の当たりにしていることもあって、惜しい気はしますけどね…。
最後は一軍で引退試合の打席に立って、
できればヒットを打って花道を飾って欲しいなと思います。

廣瀬純選手・最後の打席最後の1球

同じく引退を表明した倉義和選手ともども
低迷期のカープを長く支えてくれて本当にありがとうございました&お疲れ様でした。

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【動画】
2016/9/15@由宇練習場 藤井皓哉投手ブルペン投球

2016/9/15@由宇練習場 一軍昇格!S.デラバー投手ファーム最新登板(全8球)

2016/9/15@由宇練習場 ホークス・髙橋純平投手ブルペン投球練習(5球)

2016/9/15@由宇練習場 ホークス・上林誠知選手先頭打者初球ホームラン

2016/9/15@由宇練習場 ホークス・真砂勇介選手7号ホームランを含む猛打賞

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