2016年10月30日日曜日

2016年シーズン終了


リーグ優勝までマジックを1とした日の夜

2016年のシーズンが終わりました。
25年ぶりのリーグ優勝とても嬉しかったですし、
日本シリーズ敗退とても悔しいです。
日本ハムファイターズ日本一おめでとうございます。
カープの選手・首脳陣・スタッフその他関係者の皆さま本当にお疲れ様でした。
10月の末まで楽しく野球をみることが出来て
本当に幸せでした。ありがとうございます。

シリーズの敗因いろいろなことが重なり合っての結果だとは思うのですが、
シーズン中の勝ちパターンにこだわりすぎた継投策にはもやもやが残ります。

もちろんジャクソン投手シーズン中の活躍は素晴らしかったです。
日本シリーズでの結果でその評価が揺らぐことはありません。
しかし、シーズン終盤から明らかに調子落としてましたよね?
9月以降9試合の登板で三者凡退は一度のみという
結果からもそれはうかがい知れるでしょう。
日本シリーズでも3戦目で1点リードの8回裏に逆転タイムリーを打たれ
(もちろんそれは守備のせいもありましたが…)、
4戦目にも同点の8回裏に勝ち越しのツーランホームランを浴びました。
いいボールがいっているにも関わらず、
たまたま打たれてしまったという結果ならともかく、
明らかにそうではありませんでしたね。
ストライクを取るのにも汲々としていてとても本調子ではなさそうでした。
その翌日5戦目のテレビ中継の中で投手コーチのコメントが紹介されて
「信頼は揺るがない。同じ場面でまた投げてもらう」とのことでしたが、
これは聞いたとき「それはどうかな…?」と思いました。
結果5戦目はたしかに抑えましたけどね。
そして、第6戦またジャクソン投手が打たれてシリーズ敗退となりました。

ここでジャクソン投手個人を責める意図はまったくありません。
同じくリリーフで全試合に登板した今村投手共々
本当にお疲れ様でしたと言いたいです。
その起用における首脳陣の判断がどうだったかということです。
短期決戦において調子の悪い選手にこだわるというのは、
やってはいけないことの最たるものだったかと。
それが中継ぎで0勝2敗防御率15.88という
"逆日本シリーズ男"を作り上げる結果に。
遅くとも4戦目で今後大事な場面では使わないという判断をしても
よかったのではないでしょうか。
もちろん代わりに出た投手が抑える可能性の方が高かったかはわかりませんが、
もう少し納得できたかなと思います。
中継ぎの層が今季の逆転のカープを支えたものだったはずですから。
他にも全体的に起用に柔軟性がありませんでしたね。

まだ若いチームなので、
きっとこの敗戦を糧にして来季以降さらに強さたくましさをみせてくれるはずです。
来季こそは日本一を勝ちとってください!
そのときを信じてこれからも応援していきたいと思います。

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2016年10月27日木曜日

みやざきフェニックス・リーグ2016 広島東洋カープ対読売ジャイアンツ

10月20日(木)に観戦してきた試合の成績をまとめました。

試合結果

試合全体を20分ほどの動画にまとめましたので、お時間あるときにでもどうぞ↓
2016/10/20@天福 フェニックスL 広島東洋カープ対読売ジャイアンツ(ダイジェスト)


みやざきフェニックス・リーグ2016
広島東洋カープ対読売ジャイアンツ(天福球場)


◇打撃成績一覧◇
○数字は打点
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(左) 吉川 5 3 0 1 0 0 1 二ゴ失 中2 見三振 右中3 中安
(右) 橋本 3 2 2 1 0 0 0 見三振 右2① 左2①
走中 高橋洸 1 0 1 0 1 0 0 投ゴ① 死球
(中) 立岡 3 2 2 0 0 0 0 遊ゴロ 左中3① 右安①
走左 青山 2 1 0 0 0 0 0 左安 二飛
(三)一 岡本 5 2 2 2 0 0 0 空三振 空三振 左中2 中本② 右飛
(二) 4 1 0 0 1 0 0 遊飛 遊ゴロ 一ゴロ 中安 四球
(遊) 山本 2 0 0 0 0 0 0 一邪飛 右飛
増田 2 0 0 0 1 0 0 遊ゴロ 四球 三ゴ併
(指) 松崎 2 0 0 0 1 0 0 右飛 中飛 四球
打指 川相 1 0 0 0 0 0 0 二飛
(一) 和田 3 0 0 0 0 0 0 一邪飛 二ゴ失 三ゴロ
田島 1 0 0 0 0 0 0 遊ゴロ
(捕) 田中 3 0 0 0 0 1 0 一ゴロ 一犠打 遊ゴロ 一ゴロ
宇佐見 0 0 0 0 0 0 0
合計 37 11 8 4 4 1 1
ジャイアンツ 7 0 0 2 0 2 0 3 0 0
カープ 2 0 0 0 0 0 0 0 2 0
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(遊) 桒原 4 0 0 2 0 0 0 空三振 左飛失 左飛 空三振
(指) 4 2 0 0 0 0 0 中安 二飛 遊ゴ失 右安
(右) 岩本 3 1 0 1 0 0 0 右安 投ゴ併 空三振
多田 1 1 1 0 0 0 0 右中2①
(左) メヒア 4 1 1 1 0 0 0 二飛 空三振 中安 二ゴ①
(中) バティスタ 3 0 0 1 1 0 0 四球 三邪飛 一邪飛 空三振
(二) 庄司 4 0 0 0 0 0 0 一ゴロ 中飛 遊ゴロ 中飛
(三) 上本 2 0 0 0 2 0 0 死球 投ゴロ 二ゴロ 四球
(一) 青木 4 0 0 1 0 0 0 遊飛 三ゴロ 二飛 空三振
(捕) 白濱 4 1 0 2 0 0 0 三直 中安 空三振 空三振
合計 33 6 2 8 3 0 0


◇投手成績一覧◇
【ジャイアンツ】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
與那原 5 64 19 3 2 2 0
公文 1 17 5 1 1 0 0
戸根 1 7 3 0 1 0 0
高木勇 1 20 5 2 2 0 2
篠原 1 15 4 0 2 1 0
【カープ】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
中村恭 5 85 23 6 4 0 4
中田 1 17 3 0 0 1 0
藤井 1 30 8 4 0 1 3
薮田 1 17 5 1 0 1 0
戸田 1 11 3 0 0 1 0


3回5回7回同じように相手上位打線に打ち込まれ7失点。
しかも3回,7回は二死走者なしから2失点ずつ、
5回も二死二塁から2失点と二死から計6失点。
粘りの見られなかった投手陣もですが、
途中マウンドへ声を掛けに行く野手の姿がほぼ見られなかったのは
チームとして残念に思えました。
(Pリーグではスピードアップのため特別ルールがあるのはあるようですが。)

打線の方も初回二死満塁のチャンスに
セカンドランナーの岩本選手が牽制アウトでチャンスをつぶすと
相手先発・ルーキー與那原投手の前に2回から5回までをわずか1安打のみ。
140台中盤をマークしていた相手のまっすぐに差し込まれてしまっていました。
(與那原投手粗削りながら将来性豊かな素材にみえました。)

ジャイアンツ先発の與那原大剛投手


その牽制死の岩本選手は、
次の第2打席でピッチャーゴロ併殺、第3打席でも空振り三振と
まったくよいところのないまま多田大輔選手に交代。
この日は11人しか野手がおらず、スタメン出場の9人以外では
多田選手と船越涼太選手のキャッチャー2人しかいない中での
途中交代にもっともっと奮起してもらいたいものです…。

その岩本選手に代わって"ライト"に入った多田選手ですが
8回一死一塁で迎えた打席で外の球を右中間へ打ち返し、
この日チーム唯一の長打となるタイムリーツーベースヒット!
さらに次打者メヒアの打席で、暴投の間に三塁へ進み、
セカンドゴロの間に生還とチームの全2得点に絡む活躍をみせました。
2年目の今季ウエスタン公式戦では
13試合12打席(3安打打率.250)という出場機会しかありませんでしたが、
フェニックス・リーグでは7試合15打数(5安打打率.333)。
その15打数で6打点を稼ぎ出しているのは立派で、
前日のスワローズ戦とこの日のジャイアンツ戦においても
2試合連続のタイムリーヒットと思い切りのよいバッティングが目につきました。
来季はさらにファームでの出場を増やしていってもらいたいです。

"ライト"の守備に入った多田大輔選手

2試合連続タイムリーの多田大輔選手

フェニックス・リーグを見にいったお目当ての一人はルーキー・青木陸選手
ルーキーイヤーの今年、春先いきなりの怪我で大きく出遅れてしまい
ウエスタン公式戦では8試合7打席の出場にとどまりました。
フェニックス・リーグでは全11試合に出場し31打数(5安打打率.161)と
多くの実戦経験を積むことができましたね。
自分が観戦した2試合では6打数無安打という残念な結果に終わってしまいました。
まだ変化球に対応できてないかなというような打席が多くありました。
しかし、ブルペン方向に飛んだファールフライをうまく追っかけて捕ったり、
難しいバウンドのゴロを処理したりと(動画4分50秒ごろ~)
連日の守備練習の成果も見受けられました。
この日も試合後には桒原選手とともにずっとノックを受けていました。
2年目を迎える来年はスタメンでの出場を増やし、
期待されてる長打力をみせつけてもらいたなと思います!
 
試合前練習に励む青木陸選手(19日サンマリン)

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宮崎市内から日南市の天福球場まではおよそ50㎞の距離がありますが、
市街地を抜けると信号が少ないこともあって一般道で1時間ちょっとで着くことができます。
日南海岸を望みながらの運転となりますが、
途中何ヶ所かP📷と案内の出ているところがあり、
車を停めて(場所によっては少し海の方に下りて)写真を撮ることのできる
スペースが設けられています。
瀬戸内育ちの身からすると太平洋の波の迫力には圧倒されてしまいますね。
何分か見入ってしまいましたw
これまで何度か日南に行ってはいますが、
どうしてもほぼ球場に滞在することになるのでこの海岸にも来たことはありませんでしたが
時間があればもう少し行動範囲を広げていろいろなところに行ってみたいですね。
(運玉投げの鵜戸神宮などには修学旅行で行ったこともあるのですが。)
また、地鶏の炭火焼とチキン南蛮の美味しい店に行くことも出来て
楽しいフェニックス・リーグ観戦の旅となりました(^-^)v

2016年10月26日水曜日

みやざきフェニックス・リーグ2016 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ

10月19日(水)に観戦してきた試合の成績をまとめました。

試合結果

試合全体を20分ほどの動画にまとめましたので、お時間あるときにでもどうぞ↓
2016/10/19@サンマリン フェニックスL 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ(ダイジェスト)



みやざきフェニックス・リーグ2016
東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ(サンマリンスタジアム宮崎)


◇打撃成績一覧◇
○数字は打点
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(遊) 桒原 4 0 0 2 0 0 0 三ゴロ 二ゴロ 空三振 空三振
(三) 庄司 4 2 0 1 0 0 0 中安 空三振 中安 遊直
(左) 岩本 4 2 0 1 0 0 0 見三振 左2 右安 投ゴロ
(一) メヒア 4 1 0 2 0 0 0 空三振 投ゴロ 空三振 中安
(中) 土生 4 0 0 0 0 0 0 三ゴロ 二飛 中飛 二ゴ失
(右) バティスタ 4 1 1 1 0 0 0 遊ゴロ 左中本① 中飛 空三振
(捕) 船越 4 0 0 0 0 0 0 投ゴロ 一直 中飛 二ゴロ
(指) 青木 2 0 0 1 0 0 0 遊ゴロ 空三振
打指 多田 2 1 1 0 0 0 0 右飛 左安①
(二) 上本 4 1 0 1 0 0 0 投ゴロ 中安 空三振 中飛
合計 36 8 2 9 0 0 0
カープ 3 0 0 0 0 1 0 0 0 2
スワローズ 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(中) 山崎晃 3 0 0 0 1 0 1 左飛 一ゴロ 三ゴロ 四球
(右) 上田 4 1 0 0 0 0 2 二ゴロ 遊飛 遊安 二ゴロ
(三) 西浦 4 0 0 0 0 0 0 中飛 捕邪飛 遊ゴロ 三ゴロ
(一) 荒木 4 1 1 1 0 0 0 投ゴロ 中飛 右安① 空三振
(指) 西田 2 0 0 1 0 0 0 見三振 二飛
打指 中村 1 0 0 0 1 0 0 四球 左飛
(左) 藤井 4 2 0 0 0 0 0 中安 中安 右飛 遊飛
(遊) 廣岡 4 1 0 2 0 0 0 三ゴロ 中安 空三振 空三振
(二) 奥村 1 0 0 0 1 0 0 四球 バ投ゴ
打二 谷内 1 0 0 0 0 0 0 遊ゴロ
(捕) 星野 1 0 0 0 0 1 0 一犠打 遊ゴ併
山川 1 0 0 0 0 0 0 遊ゴロ
合計 30 5 1 4 3 1 3


◇投手成績一覧◇
【カープ】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
中村祐 5 62 18 3 1 1 0
1 24 6 2 0 1 1
オスカル 1 14 3 0 1 0 0
デラバー 2 38 7 0 2 1 0
【スワローズ】
選手 回数 球数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
近藤 6 104 24 6 6 0 1
1 10 3 0 1 0 0
中島 1 13 3 0 1 0 0
平井 1 16 6 2 1 0 2

長らく由宇通いはしているのですが、
なかなかこの時期仕事の休みを取れず(取れても台風でやむなく中止にしたことも…)
行くことができていなかったみやざきフェニックス・リーグに行って来ました。

先発の中村祐太投手

この日の先発は中村祐太投手
期待されながらも気がつけば戦線を離脱しているということが多く
ウエスタン公式戦では1年目と2年目が2試合ずつ、
3年目の今年も10試合の登板にとどまってしまいました。
この日はフェニックス・リーグ3試合目の先発登板。
打者18人に対して初球ボールは5人のみ、
まっすぐも変化球も制球よく安定したピッチングができました。
ただ、公式サイトで球速がMAX141平均135となっている通り、
140を超えたのは1,2球で、ほぼ133~138ぐらいの球速
今年6月にMAX147を出したときの投球をみていたので
そのときと比べるとその点では物足りなさも感じてしまいました。
フェニックス・リーグではこのあともう1試合に先発し、
計4試合20イニングをしっかり投げられたのは大きな収穫だったと思うので、
これからの秋季キャンプ~来年へ向け(怪我にはくれぐれも気をつけて)
アピールしていってもらいたいですね!

立ち上がるのもつらそうな船越涼太選手(20日天福球場)

野手では、キャッチャーの船越涼太選手の状態が気になりました。
この日4打数ノーヒット、フェニックス・リーグトータルでも26打数5安打.192と
打率1割台終わってしまったバッティング面に加え、
守備では6回上田選手に二盗→三盗を立て続けに許すと(動画10分45秒ごろ)、
8回にも山崎選手に二盗を許し(動画14分25秒ごろ)
計3つの盗塁を決められてしまいました。
もちろん盗塁はキャッチャーだけの責任ではありませんが、
特にこの3つ目の盗塁のときはセカンド送球が大きく乱れてしまっています。
残念ながらこの日は打っても守っても精彩を欠く内容に映りました…。
翌日(20日)は出場がなく(臨時代走での出場はありましたがw)、
試合後には倉コーチから、多田選手とともに指導を受けており、
まずはスローイングが課題ということを言われていました。
プロ1年目を過ごし打つ方も守る方もいろいろと壁に当たってる時期なのかもしれません。
その課題を一つ一つクリアして、来季以降の飛躍につなげていってもらいたいです!

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直接野球の話とは離れますが…
↓の画像、㊤が東九州自動車、㊦が九州自動車を通る宮崎までのルートです。


フェニックス・リーグは毎年10月に宮崎県内で行われていますが、
宮崎県と言えば、カープファンにとっては春・秋のキャンプ地『日南市』がお馴染みですね。
過去何度かキャンプを見に行ったことはあるのですが、
今年の4月に東九州自動車道の北九州~宮崎が直結されて以後
今回初の宮崎行きということで早速この東九州自動車道を通ってみました。
広島IC~宮崎ICまで
◎東九州自動車【距離543.3km 通常料金12,180円】
◎九州自動車【距離565.2km 通常料金12,100円】
と料金的にはほとんど変わらないのですが、
距離は20kmほど東九州自動車道の方が短くなっています。
広島の自宅から宮崎まで全行程600km弱のうちの20kmの差なんて
ほとんどないようなものですが…(^-^;
でも、いざ走ってみるとこの距離だけの差というより
心理的に北九州から宮崎にまっすぐ向かっている!
という感じがあるぶん
東九州自動車道の方がかなり楽に感じました。
九州自動車道は福岡→佐賀→熊本と大きく回ってそこから宮崎までさらに九州を横断
となるのが宮崎を遠いと感じて運転するときの負担になってしまいますので。
今回は最初の目的地が日南よりも北側の宮崎市だったということもあって
東九州自動車を通ったのは大正解だったと思いました。
(ただ、多くの部分が片道一車線なので
どんどん飛ばして行きたいという方には不向きな道かもしれません。)
また料金も今回は九州観光周遊ドライブパス
を利用できたこともあって宮崎までかなりお得に行って帰ることができました。
秋季キャンプの時期もまだこの実施期間ですので
キャンプ観に行かれる方はぜひご利用になってみてください。

2016年10月18日火曜日

ドラフト会議直前!ヤクルト注目?広島経済大・尾仲祐哉投手インタビュー

カープの25年ぶりとなる日本シリーズ進出にばかり気が向いていましたが、
早いもので今週の木曜日(20日)にはプロ野球ドラフト会議が開催されます。
アマチュア時代を見ていた選手では
東京ガスの山岡泰輔投手(瀬戸内高校出身)や
広島新庄高校の堀瑞樹投手が大きな注目を浴びていますし、
崇徳高校の松本龍憲選手と広島商業高校の松村翔磨選手
プロ志望届を提出しています。
(他に社会人では三菱重工広島の大下佑馬投手あたりにも可能性があるでしょうか?)
そして、大学生では広島経済大の尾仲祐哉投手(高稜高)もプロ志望届を提出済みで
大学最後のリーグ戦となったこの週末にもプロのスカウトの姿があったとのこと。
17日RCCラジオさんの番組でその尾仲祐哉投手のインタビューがありました。

広島経済大・尾仲祐哉投手(2015年3月)

【動画】2014/4/28 広島経済大・尾仲祐哉投手(2年)の投球

※敬称略ですm(__)m
-ドラフトが近づいているが気持ちの中でドラフトというのはどうか?
尾仲「自分にとって人生を変える日でもあるので、緊張と不安が大きくなっています。」

-プロ野球選手になりたいという願望はいつからあって、いつから現実味を帯びてきたか?
尾仲「4年生の春で全国行ったときに目指そうかっていうふうに思って。今までそこまで全国に行くこともなかったですし、球速とかもそこまで伸びてなかったので、目指そうとは思ってなかったんですけど。4年春に全国に出てそこからだいぶ目指そうかなと思いました。」

-4年春全国に出るまではどのように将来を考えていたか?
尾仲「社会人野球ができればいいかなという。自分にとって野球がなくなれば、何もすることができないと思うので、野球を通して社会人野球とかできればいいかなと考えていました。」

-全国の舞台を踏むことで、気持ちに火が着いた?
尾仲「相手が九州国際大学で、自分が2年前行ったときも九州産業大学という福岡の大学だったんで、自分は高校時代無名でしたし、福岡の方の大学だったら、福岡にこういうピッチャーがいたんだというに思ってもらえればいいかなって思って投げていました。」

-大学に入った当時はストレート130km台だったと聞くんですけど?
尾仲「高校野球が終わってすぐセレクションのときは132とか133kmだったらしいんですけど。入学して130後半が出て、そっから年々毎に球速が増していきました。」

-何やってそんなに速くなったとか、理由は何だと思います?
尾仲「体重自体はそこまで変わってないのでなんとも言えないですけど、肩のインナーのトレーニングだったり、体幹と股関節とか体全体の柔軟性も求めてきて、そこが速い球に繋がっているかなと思います。」

-フォームの工夫はどんな風に研究して、どんなところを目指している?
尾仲「一番抜け球がバッターは打ちやすいですし、一番飛んでいくので、抜け球をなくすために身体の開きを抑えたり、そういうのは意識してやってますね。」

-どんな球種を使って、どんなピッチングをしたいというイメージか?
尾仲「決め球がスライダーというのはあるんですけど、だいぶまっすぐも自分にとって自信のあるボールになってきたので、まっすぐで押すピッチングが出来れば、変化球も活きてくるので、まっすぐが自分のピッチングにとっての生命線かなと思います。」

-将来はどんなピッチャーになりたい?
尾仲「楽天の則本投手みたいに、まっすぐで押して、最後も力でねじ伏せて三振を取るところとか、そいういうところにピッチャーの魅力を感じているので、そういう三振取れる投手になっていきたいと思います。」

-監督さんは「身体の小さな選手に夢を与える選手になって欲しい」と言っていましたが?
尾仲「小さい投手もプロでも何人か活躍しているので、自分にとっても自信になりますし、これから自分と同じ体躯の人もたくさんいると思うので、そういう人たちにも球速くなったり、上でも通用できるんだなって言うふうに思ってもらえればと思います。」

上の動画の試合、相手の広島国際学院大学の先発は一昨年ドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに指名された宮崎敦次投手でした。広島六大学からプロ入り選手はそう多くない中で、贅沢な投げ合いだったんだなと改めて思います。先にプロ入りし、今年一軍初登板を果たした宮崎投手に続き、尾仲投手にもドラフトでの指名(近年そのマリーンズやスワローズが中位以降で中国地方のピッチャーを指名するケースが多い気がしますがどうでしょうか?)、そしてプロでの活躍を期待したいと思います!

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2016年10月12日水曜日

平成28年度秋季広島県高等学校野球大会・準々決勝 呉港対大竹

平成28年度秋季広島県高等学校野球大会

第127回秋季中国地区高等学校野球大会広島県予選
準々決勝
呉港対大竹
2016年10月8日(土) 呉市二河野球場

試合結果

【動画】
試合を20分弱のダイジェスト版にしました↓
お時間あるときにでもご覧いただければと思いますm(__)m
2016/10/8@呉二河 秋季広島大会・呉港高校対大竹高校(ダイジェスト)


◇スターティングラインナップ◇
大竹 呉港
(中) 川西龍斗 1年 (二) 角先大陸 1年
(一) 上江寛之 2年 (中) 廣重宥誠 1年
(二) 中村祐樹 1年 (三) 尾濱勇生 1年
(遊) 好川嘉一 2年 (遊) 白金浩樹 2年
(投) 臼井大翔 2年 (右) 中村隆太 1年
(捕) 吉尾竜一 2年 (一) 竹森優 2年
(左) 神崎光平 2年 (左) 林龍世 2年
(右) 廣谷烈 1年 (捕) 賀本勇樹 2年
(三) 峯岡将吾 1年 (投) 前畑勇斗 2年


◇打撃成績一覧◇
○数字は打点
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(中) 川西 3 0 0 0 1 0 0 左飛 三ゴ失 四球 三ゴロ
(一) 上江 4 0 0 3 0 0 0 空三振 見三振 二ゴロ 空三振
(二) 中村祐 4 0 0 0 0 0 0 二ゴロ 遊ゴロ 二ゴロ 遊ゴロ
(遊) 好川 4 2 0 0 0 0 0 左中3 左飛 遊ゴロ 中安
(投) 臼井 4 0 0 3 0 0 0 見三振 空三振 空三振 遊ゴロ
(捕) 吉尾 4 2 1 0 0 0 0 右安① 左安 遊ゴロ 一ゴロ
(左) 神崎 4 0 0 2 0 0 0 バ三振 空三振 遊ゴロ 二ゴロ
(右) 廣谷 2 0 0 0 1 0 0 左飛 一ゴロ 四球
(三) 峯岡 3 0 0 0 0 0 0 一ゴロ 一ゴロ 三ゴロ
合計 32 4 1 8 2 0 0
大竹 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0
呉港 3 0 0 0 1 2 0 0 0 x
(位置) 選手 打数 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(二) 角先 4 2 0 0 1 0 0 左安 遊ゴロ 四球 中安 遊ゴロ
(中) 廣重 4 1 0 0 0 0 0 バ捕飛 一ゴロ 遊安 左飛
熊木 0 0 0 0 0 0 0
(三) 尾濱 4 1 1 1 0 0 0 左飛 空三振 中2① 遊ゴロ
(遊) 白金 3 1 0 0 1 0 0 右飛 中安 敬遠 遊ゴロ
(右) 中村 4 3 1 0 0 0 0 三ゴロ 中安 右安① 右安
(一) 竹森 3 0 0 2 1 0 0 空三振 四球 三ゴロ 空三振
(左) 3 0 0 1 0 0 0 三ゴロ 空三振 二ゴロ
中西 1 1 0 0 0 0 0 左安
森安 0 0 0 0 0 0 0
(捕) 賀本 3 1 0 0 0 1 0 一ゴロ 右安 中飛 投犠打
(投) 前畑 4 1 0 0 0 0 0 遊安 投ゴロ 一ゴロ 右飛
合計 33 11 2 4 3 1 0

◇投手成績一覧◇
【大竹】
選手 回数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
臼井 8 37 11 4 3 3
【呉港】
選手 回数 打者 被安打 奪三振 与四死 失点
前畑 9 34 4 8 2 1


大竹・先発の臼井大翔投手(この日のMAXは134km/h?)

大竹・6番吉尾竜一選手(先制タイムリー)

呉港・先発の前畑勇斗投手(この日のMAX132km/h?)

呉港・5番中村隆太選手ライト前タイムリー

好投手の投げ合いとなった一戦。
呉港の前畑勇斗投手は5回~9回の15アウトのうち実に13アウトを内野ゴロで取る投球。
(全体でも27アウトのうち16アウトが内野ゴロ。)
バックも再三の好守で盛りたてたが、
特にここで出塁を許すと流れが変わりそうかなという場面で
いいプレーが出て相手に流れを渡さなかった。
打線は4回相手のバッテリーエラーで同点とすると、
5回には3番尾濱勇生選手がセンター右へのタイムリーツーベースヒット(好走塁)、
4番敬遠の後、5番中村隆太選手のライト前タイムリーヒットと
クリンナップに入った両1年生の活躍でこの回貴重な2点を挙げた。
大竹の臼井大翔投手は、球速はそこそこ出ていた割りに
まっすぐでなかなか空振りを奪えなかったこともあり
多く球数を要してしまったという印象。全体的にあまりテンポがよくなかった。
ただ、その体格といい、大きく振りかぶって腕をいっぱいに振るフォームといい
"右の本格派"として今後に期待できそうな素材のよさは端々に見受けられた。

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